企業成長の経験


私の経歴をお話しています。

が、 それはコンサルとしていかにあなたの成長に役立つかを

分かっていただくために書いています。

 

私が経験してきたことはバブル崩壊後のウォンツ商品の専門店業界です。

「店舗販売」→「多店化」→「催事販売」と発展してきた中で

頑張って来た私はその現場経験と、勉強してきたことが

皆さんの役に立つからコンサルを続けています。

 

10年サイクルで、「店舗販売」と「多店化」と「催事販売」を学びました。

こんなに綺麗に、今専門店を運営しているあなたに必要な経験を

10年サイクルで学んだ人は他に無いと思います。

 

学ぶとは、当時サラリーマンとして自己投資を続けて来たということです。

年収の1~3割ほどであったと思います。

多い年には300万円ほどの年もあったでしょうか。

セミナーや研修やほぼ書籍購入にあてていました。

 

まあ、会社の要望もあり、意向に沿ってやったと言うこともありましたが

おおむね自己研鑽の結果です。

 

 

それでは・・・本日のテーマです。

前回は、私が勤める呉服店で20店舗から200店舗程度まで成長する中で

私の経験したことを書きました。

 

今回は、本部に入ってからコンサル子会社を設立する

お手伝いするところからの経験のお話です。

 

まあ、コンサル会社と言えば、多くの知識・情報が必要と思う所ですが

私には誇る所が何もないのにおっぱじめてしまいました。

 

しかし、不思議なもので自分の勤める企業が成長する中で得た経験が

同業の中小専門店にはウソのように効果的に吸収されて行きました。

それは、私自身の予想をはるかに超えていました。

 

まあ当時、自分自身の会社を含めてグループ会社の成長は著しく

20億円程度の売上から600億円を超す売上になるまで

15年ほどの短期間でした。

この成長が始まったきっかけは社長の交代です。

 

新社長が偉かった!

と言えばそれまでなのですが、社長を取り巻く10名ほどの

当時の初期大卒社員(私は3期生)の前後5年間ほどの入社年度のものが

幹部となり社長の手足となっていました。

 

かなりハードな仕事でも文句を言わずこなしていました。

今でいえば、完全にブラックな体育会系の体力勝負の会社でした。

 

その社長の取り巻きが、ほぼ子会社の社長に収まった時、

会社本部だった部署は独立し、ホールデイングスとして資金繰りを一手に引き受ける

金融系会社となっていました。

 

そんな中、コンサル子会社としては社外にノウハウを売る立場です。

今まで秘密にしていたノウハウを一挙に開放しました。

 

急成長する企業が続出するのですが、お陰様でコンサル会社は大儲け!

売上げ的には3~5億円規模の小さなコンサル会社でしたが、

年商100億円規模のグループ会社でも経常利益が5億円ほどしかなかったのに

我がコンサル会社は売上3億円の時でもあるシステムを構築し

売上げを超える 猶予資金を確保することができていました。

これは決して投資ではないのですが非常に上手く行きました。

 

当時「人間生きている内に頭は使うもんだ!」と本気で思っていました。

システム構築こそがコンサルの実力!と、励んだものです。

実はその反面、グループ会社には恨まれました。

当然です、秘密にすべきことをドンドン外に出していったからです。

そんな環境の中でも気が付いたことが有りました。

 

 

情報やノウハウを開示するとそれにも増す情報やノウハウが入ってくる

ことでした。

お陰で、グループ全体の成長は、我がコンサル会社の猶予資金で

より加速することができたのです。

 

当時の私は・・・子会社と言っても本社と同じビルに

コンサル会社は有り多くの子会社の社長である

同僚たちと交流できる立場にありました。

 

20社近くの子会社でしたが年商100億円を超える

専門店形態の会社もありました。

 

子会社の本社は国内のあらゆる地域に分散していましたが

1ヶ月に1回の本社会議にグループ社長が介し

合同会議がありました。

お陰様で情報不足に陥ることは私的にも公的にも

有りませんでした。

そこでコンサルとして分かったことが有ります。

ノウハウやシステムがあっても、人間の一生は短く

ビジネス人生は30~40年ほどで自分が納得行く経験を

一歩づつ積んだとしてもせいぜい年商100億円

程度の規模までしか到達しないことです。

それ以上と言うか人間一人が経験するキャパシテイを超えて

企業成長はして行かない限界があることを知りました。

 

専門店業界で知ったことの一つに社長一代で上手く行って100億円。

100億円からは2代目の仕事。と思うようになりました。

 

そこで私のコンサルを、ある時から5~10億円規模の企業が、

100億円企業に成長するお手伝いを「店舗販売」→「多店化」→「催事販売」

の順番にすることにしたのです。

 

ある企業には、「催事販売」の顔だけ

こっちの企業には「店舗販売」の顔、

そっちの企業には「多店化」の顔と、

私どもの顔は違って見えているはずです。

 

資料も経験も、相手によって出し方出すタイミングを

変えていますので余計何が専門のコンサル会社なのか?

が見えてないかもしれないですね!

 

現在は催事販売の時代が次のステップを踏もうとしている

時代だとすると私どもは「催事販売」の会社に見えるのは

仕方がないことであり当然です。

 

そんな環境で催事のお手伝いと共に現在のコンサルの中心を

ネット系のノウハウを使った「社員採用」や「新規客創造」への

コンサルを始めています。

 

既に知っている方はそういったことを知っていますが、

知らない方が多いのではないでしょうか?

 

順次、そういった研修や情報を開示して行きます。


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