今週は凄い気づきがありました。
そのお話をしたいと思います。
先日、採用のお話をしていた時のことです。
あまりに様子が分からないので採用戦略について
深めるためにも採用面談者のチェック表を
付けていただきました。
結果、そこで多くのことに気づいたのです。
面談数と面談率・採用率をチェックしてみました。
その企業は、大まかに言うと年間30件の応募がありました。
応募者は30名で面接できたのは13名、採用できたのは5名でした。
このことをどう考えるか?
面談者は30名中13名、面談率43%です。
そして、その13名の面談者の内5名を採用、採用率38%。
これをどう捉えるかを考えてみました。
面談を申し込んできた人が30名いて 面談する前に
断ったか、向こうから断ってきた人が17名もいる。
これは、多いのか?少ないのか?
私は多いと思ったのです。
こちらから面談を断ったか、向こうから断ったかですが
応募の電話をかけて来た時点で、その電話で応募者が
面談するのをやめたという場合もあったと思われます。
その場合、電話でいろいろ話過ぎると面談まで進まない。
募集仕掛けた方としては、面談まで持ち込みたいわけで
何とかして面談して口説き落としたいわけです。
だから面談数を極大にすることが求められている
のですから 応募の電話で話込み過ぎは禁物。
とにかく会って話すことを前提にすることです。
そして、もう一方の「こちらから断るケース」
は全く無くしたい。
結論・・・
面談率を90%以上に持って行く為に応募者が断ってくる原因は
5つあることが経験上分かっています。
この5つの原因全てに対策を講じておくことが大切です。
原因①
面談者の優先順位がおかしい
原因②
TELをしてきた応募者と当日そのタイミングで面談に持ち込んでいない
原因③
問い合わせTELへの社員対応が悪い
原因④
面談日の決定が、5日以上先になる
この4つが原因です。
したがって対応策は・・・
原因①は、
採用者側の優先順位1番を「面談」にし、2番を「面談で説得」にする。
原因②は、
①により応募者は確認のため近所まで来ていてそこから電話していることが
多々有るので、すぐ即日この電話のタイミングで面談をお願いする。
その上、応募者は同業他社の面談もお願いしているはずである
このことを考慮して、履歴書等は後回しでも、とにかく1時間でも
早く面談すること。
原因③は、
我が社は採用強化中で、電話問い合わせには担当者に必ず回す。
その時、何の受け答えも極力避けるように指導しておく。
原因④は、
今日か明日に面談するために、担当者不在時の代わりの面談者を 決めておく。
面白いものでこのような、対策があることに気が付き
かなり面談率アップすることに気が付きます。
本日は採用の深め方のお話でした
次回は採用率が低いわけを深めたいと思います。
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