成長のステップ


先日開催したオンラインセミナー「宝飾専門店の共通問題点と対策」

について続いての お話です。

 

今、成長が思うように行かないお店 の問題点を自分で 気づいたり

発見できるようにちょっと工夫したつもり のセミナーでした。

その辺りを、少し今回は語ってみましょう。

 

日本の宝飾小売業は、バブル期に店舗販売をやっていた

またはやり始めた人が現在の地域一番店に多いようです。

 

バブル期は、5店舗10店舗出さなかったら

よっぽど頭の回転が遅い?などと言われた時代です。

 

とにかくお店を出せば売れに売れ、儲かった。

そんなに工夫や努力もせずに売上は作れた時代です。

 

しかし、バブルが崩壊後、その経営者の 本質が問われました。

そして、次に来た チャンスが歌謡曲の 「ルビーの指輪」です。

とにかく、この時期まで 頑張っていた人はある程度売上が上がり

苦しかった経営でもこの「ルビー・・・」で一息つけました。

 

そして長期の低成長期の始まり!

コツコツと地道な経営販売努力の継続!

先が見えない?

 

多くの一発屋や家業店が、徐々に姿を消し 経営の質が問われ

「多店化より中身!」と言われ始めました。

 

そんな中、一挙に大きな売上を狙っての催事販売が始まります。

全国的に展示会が頻繁に開催され一挙に1億円などと

騒がれるようになりました。

 

問屋メーカーも、催事協力できる体制を作り

徐々に小売店の催事フォローで売上を安定的に作る

問屋メーカーも増えました。

 

そして現在は・・・

ソーシャルコマースの時代。

 

特にコロナ前には中国人のスマホ一台で

SNSユーザーに販売する在庫を持たない販売方法

が目立ちました。

 

このアフターコロナは間違いなくこの方向が

激的に増えることは間違いありません。

 

「店舗販売」と「ソーシャルコマース」

この2つの形を融合させた者が業界を席巻して行くかもしれません。

いや、必ずそうなると ・・・思います!