今日までに、「催事営業法」と言って
5回にわたって書いてきました。
この内容は「集客曼荼羅」として、
分かり易くするためにテンプレート化したわけです。
作った私が言うのも 気が引けるのですが 優れもので
商業経営に必要な4項目
①マインドセット
②集客
③育成
④販売
に分けて
並んでいます。
そして1番のマインドセットは
①タイトル
②リスト
③月一催事
④DM&TEL
としています。
この様に4項目づつ、お伝えをしているのです。
本来は 最初の
4項目に対して8項目づつ有るのを
4項目づつに絞って合計16項目に しています。
32項目では 多すぎるからです。
しかし、すでにご理解していただいているお店には
16項目から32項目へと話を深めています。
それでは、本日のお話です。
この集客曼荼羅の第1項目「マインドセット」の
第4項目「DM&TEL」のお話です。
私どもが全国で実施しているQT催事ですが、
商品は一切載せないDMを第1弾案内状として
発送しています。
第2弾にはある程度掲載するのですが、
客数を集めるためには第1弾DMに商品を載せない方が
集客し易いから載せないのです。
ここで認識しておいて欲しいのですが、
商品を掲載したDMとは、 お客様に
「これを買って欲しい」と言うものがあるから
掲載します。
しかしQT催事のような集客人数をテーマにした
集客の場合は、「買ってもらうこと」は
二の次にするのです。
だから、凄く沢山の客数を集めるイベントは
商品を掲載しません。
この辺りのお話は問屋さんに取っては
「自社の商品が売れなくなってしまう」
という恐怖心からなかなか分からない感覚です。
だって、どこの催事集客もDMに商品を
掲載して いるから売れていると思っているのです。
「〇周年記念」などと言う冠を付けて、5年10年に一度は
来場してもらう理由にしているわけです。
だいたい一人の社員あたり300件から400件の
対象DMを発送します。
そして、ここからがコツなのですが、
DMの発送だけの集客では、0.5~0.1%
の来場が難しいのが今の時代です。
それでDMにもう一手加えて来場効率を上げます。
それが数の上からTELを加えると最も効率が上がるので
DMの後にTELを実施します。
だいたい10~20%の来場となります。
つまり、DMだけの場合より、20倍~200倍程度の
効率アップが実現可能 となります。
これ程の高効率 での効果は 他の方法では不可能です。
だから DM+TELによる集客を 最大多数の
集客を 行う年一回の催事に使います。
他の月度の 集客に 「DM+TEL」を使うかどうかは、
店長さんの 考え方次第ですが
おおむねこの「DM+TEL」は年商1億以上の
お店の場合は年間10回程度は
使っている イメージがあります。
店長がこのTEL集客のコントロールが苦手な 人が、
TEL集客を嫌ってしないようです。
なので
TEL集客をしていないお店は・・・
私のイメージしている最大集客催事を
どこかの月度で実施しても、
せっかく凄い客数を集めても、続けて他の月に
しないので元の木阿弥にしてしまいます。
私の見解では「DM+TEL」の部下の集客コントロールが
苦手な店長は、お店の客数を増やすことができずに、
顧客流失を 年間大量に発生させています。
店長の技術の中で「DM+TEL集客」を
コントロールする技術は大事ですね。
今回はここまでです。
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